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部長より 最後のエコランを終えて

このブログをご覧の皆さん、こんにちは。
ブログ初登場にしてこれがおそらく最後の執筆になります。部長です。

 

マネージャーが先日更新してくれた記事のとおり、
豊田高専自動車部の2017年のエコランはリタイアという結果に終わりました。
個人的に5年生ということで現役最後のエコランでしたし、
寮祭と日程がバッティングしてエコランに参加できなかった部員たち、
応援してくださったOBや先生方にいい知らせを届けることができず、ただただ悔しい気持ちです。

 

午前中の大雨に対して、雨の経験がなかった僕は十分な対策を講じられず、
余計なトラブルで貴重な練習走行時間を丸々つぶしてしまうことになりました。
大会2週間前に急遽変更になり、実走経験のなかったドライバーには本当に申し訳なかったです。
それでも必死に原因究明・解決にメンバーは全力を尽くしてくれ、
本走行に間に合わせたのは、今大会の最大のハイライトだったと思います。
エンジンがかかった時は、つい声をあげてガッツポーズでした。

 

本走行はスタートでもたつきながらも無事出走。
1周目こそ手探りの走行でしたので心配なラップタイムでしたが、
それ以降は順調なペースで周回を重ねてくれ、
今年は完走できるのでは…と思い始めた矢先でした。
5周目にチェーンが緩んで外れるというトラブルに見舞われます。
これで時間内の完走は絶望的に。
なんとか修復して走行を再開しますが、6周目・7周目に今度はエンジンに相次いでトラブルが発生。
最後は修復中の度重なるエンジン始動にバッテリーが消耗し、
車両をゴールまで運ぶことを断念する決断をしました。

 

実は6周目のトラブルから復帰した時点で規定時間を超過していたので、
本来であればマシンをピットに戻さなければなりませんでした。
しかしそれに気づいた時にはすでにマシンはピット入口を通り過ぎており…
ゴールしたところで周回数不足で順位はつかなかったのですが、
コース途中でリタイアすると燃料の計測すらさせてもらえないので、悔しさは桁違いです。
前年度に味わったあの悔しさを、今度は自分が率いたチームで再び経験することになってしまいました。

 

その後、記念撮影をなんとか笑顔(のつもり)で乗り切り、
学校で車両や機材を荷下ろししたところで、
僕の4年と少しの活動はとりあえず一区切りとなります。
(まだやるべきことは少々残っていますが)

 

では、ここからは超個人的な話を。

この日、涙を流したのは3回でした。
僕が涙もろいとかいう話はおいておきましょうか…
1回目はマシンの出走直前。(たぶん誰にもバレてない)
2回目はマシンをコースに迎えに行く時。
3回目は家について部屋に倒れこんだ直後。
それぞれ涙の意味合いは違いますが、
どれも4年間自分なりにがんばり続けてきたからこその涙だと思っています。
それだけ高専生活の中で車部での活動が大きな割合を占めていたのだと、改めて感じました。
正直、この4年間、いい気分で大会(エコランやダウンヒル)の会場を離れることができた経験はほとんどありません。
部としていい成績を残せたことはあっても、
僕がドライバーやチームのリーダーとして参加した大会は
どれも目立った成績ではなく、トラブルもたくさん起こりました。
でも、そういった波乱は人を強くすると、僕はそう信じています。
最後のエコランも準備から(特にマシン以外の点で)問題山積みで、
結局慌ただしいエコランとなってしまいました。
それでもこうして活動できたことは、自分にとって間違いなく人生の宝となって
これからの人生に必ず活きてくると確信しています。

 

もちろん、トラブルは本来未然に防げることがほとんどです。
まだ今回のトラブルの原因究明は完全には終わっていませんが
少なくともチェーンのトラブルは事前の確認不足によるものではないかと考えています。
この悔しさは、できることなら後輩には味わってほしくありません。
でも人間が、ましてまだ10代の少年たちの集団が
準備から本番まですべてを完璧にこなすには、かなりの努力と引き出しが必要になります。
部員全員の力を集めたとしても、相当困難なことでしょう。
結果を追い求めなければならないのは、部活動ですから当然です。
でも結果が残らなかったからといってそれは決して無駄になるわけではなく、次に繋げればいいのです。
人がどんどん移り変わっていく学校の部活動では、どうしても技術やノウハウの引き継ぎが難しくなります。
それでも数年前と比べると格段にチーム力は上がってきているように感じます。
この勢いのままに、この悔しさをばねにして、今後の車部の活躍を期待するとともに
それを今度はOBとして(まだしばらくは部員として)見守りたいと思います。

だいぶ長くなってしまいましたね。


ここまで一字一句しっかり読んでくれた人はなかなかいないとは思いますが
これが部長としての任期を終えるにあたって
どこかに書き留めておきたかった想いです。

では最後に。
いつも活動を支えてくださった顧問の先生、
たくさんのことを教えてくださった先輩方、
一緒に戦ってくれた仲間たち、
ものづくりの素晴らしさと厳しさを経験させてくれた車部、

 

本当にありがとう。

 

 

2017.05.15
豊田高専自動車部 部長(’16.06.22-’17.05.22)

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